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アロマテラピーの歴史

 アロマテラピーはアロマセラピーとも呼ばれますが、当サイトではアロマテラピーという言葉で説明していきたいと思っております。

 アロマテラピーという言葉の語源はフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが1928年に出版した「芳香療法」というタイトルの本でよく知られるようになりました。この本のおかげで植物の香りがもたらす恩恵を日常生活に取り入れることが広まりました。

 古代から香りは特別な意味を持ち、神からの授かりものとして考えられており、宗教的な儀式に香木や花などが焚かれており、その歴史は紀元前3000年頃までさかのぼることができます。

 古代エジプトではすでに精油を医療目的や美容のために利用しており、ミイラを作る際の防腐剤としても精油を使っていました。 その証拠としてパピルス文書には、乳香(フランキンセンス)、オレガノ、コリアンダーといった芳香植物の記述があります。

 エジプトの他にもメソポタミアやギリシャなどでも芳香植物は様々な用途に用いられ、インドでは紀元前600年頃に古代インド伝統医学(アーユルヴェーダ)が設立され、今日まで継承されています。かのクレオパトラもバラがバラをこよなく愛したという話は有名です。

 西暦100年頃には、ギリシャの医者ディオスコリデスが600種類以上の植物の研究をまとめた本「ギリシャ本草」を記し、西暦1000年代にはアラブ人が現代の精油の抽出法の原型となる水蒸気蒸留法を発明し、西暦1200年代にイギリスでラベンダーの本格的な栽培が始まりました。そして西暦1300年代になると芳香植物を油に入れて保存し、その成分を浸出して使うようになりました。しかもその作り方や油を用いたマッサージ方法は現代のアロママッサージの標準となっています。

 アロマテラピーの効果や効能が世の中に広く認められたのは1644年です。ロンドンでペストが大流行した時に植物のもつ香料に殺菌消毒効果があることが分かり、多くの精油が科学的に研究されました。やがてその研究結果はガットフォセが書いた「芳香療法」という本に集約され、それ以後多くの薬草学者らの活躍によって現代のアロマテラピーという療法が確立されました。

 日本には1980年頃にアロマテラピーに関する本が登場しました。始めは全く理解されませんでしたが、様々な情報や研究結果からアロマテラピーに注目が集まり、現代に至っています。日本での歴史はあまり長くありませんが、日本には昔から香道が存在しており、平安時代には香りを楽しむ遊びがあったことから、案外アロマテラピーとは身近なお付き合いをしてきたのかもしれませんね。



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